キリスト教ファースト 2017 1 21

 アメリカでは、
ポリティカル・コレクトネス(政治的正当性)が行き過ぎて、
公的な場所では、「メリー・クリスマス」さえも言いにくい状況になっていますが、
私は、こうした動きに強く反対します。
 確かに、他の宗教への配慮を考えれば、
「メリー・クリスマス」と言うのを避けた方がよいということかもしれません。
このように考える人たちは、あくまでも善意から出発していると思っています。
 しかし、地獄への道は、善意で舗装されているのです。
こうした動きが、やがて無神論や唯物論を引き出すことになります。
つまり、これは、将来において、「反キリスト」の種子になっていくのです。
キリスト教国は、「反キリストの出現」に注意してください。
 純粋に善意で始めたことなのに、
実った果実は最悪だったということは、歴史上、よくあることです。
 政治とは、結果責任です。
出発点において善意だったとしても、
実った果実が、どうなるかを考えるべきです。
アメリカは、「キリスト教ファースト」で行くべきです。

書名 トランプ後の世界 The world after Donald Trump became President
著者 木村 太郎  ゴマブックス

 早速、この本から興味深いところを引用しましょう。
以下は、引用です。
 ポリティカル・コレクトネスとは、
直訳すると、「政治的正当性」となります。
 日本人にはわかりにくいかもしれませんが、
アメリカでは、「ポリティカル・コレクトネス」に反するとして、
公的な場所では、「メリー・クリスマス」さえも言いにくい状況になっているのです。
(アメリカは、人種のるつぼと言われ、いろいろな宗教があるからです)
 かわいそうなことに、
老人ホームでツリーを立てて、
クリスマスを祝おうとしても、それができない状況です。
これが、行き過ぎた「ポリティカル・コレクトネス」の現状です。
(引用、以上)






































































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